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『マンガのくに』は、東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていたテレビアニメ(アニメ放送枠)。放送期間は1967年4月10日(月曜)から1980年3月まで。1967年4月10日の第1回放送のタイトルは『マンガのくに・トレーラーで行こう』である。同週の番組欄では4/14(金)マンガのくに「村のなまけもの」ほか、4/15(土)マンガのくに「魔法の帽子」ほか と記載。 当初は月曜日 - 土曜日 18:45 - 19:00の15分枠で海外アニメの再放送を行っていたが(1971年2月 - 7月間の月曜は19:05に拡大)、1977年4月の番組再編で月曜 - 金曜 18:45 - 19:15および土曜18:30 - 19:00の30分枠となり、『ペネロッピー絶体絶命』、『スカイキッドブラック魔王』、『ブッチのムキムキ大作戦』、『かわいい魔女サブリナ』、『チキチキマシン猛レース』などのハンナ・バーベラ作品や、『ポパイ』、『バッグス・バニー』、『それゆけ珍探偵ハウンドキャッツ』(The Houndcats)などキング・フィーチャーズ・シンジケート作品の海外アニメを放送していた。1978年4月頃から大杉久美子、コロムビアゆりかご会の歌うOPテーマ「おいかけロック」(作詞:伊藤アキラ 作編曲:小森昭宏)も流れるようになった。 (番組名、放送時期については朝日新聞および日本経済新聞の縮刷版の番組欄より抜粋。「おいかけロック」についてはEPレコード 型番:SCS-423 発売日:1978/07/01 定価:500円 のジャケットより) ==主な放送作品== ===ハンナ・バーベラ作品=== *ペネロッピー絶体絶命 *チキチキマシン猛レース *スカイキッドブラック魔王 *リッピーとハーディー *突貫カメ君 *ワニのワリー *逃げろや逃げろ大レース *ラムヂーちゃん *ブッチのムキムキ大作戦 *宇宙わんぱく隊(原題:Space Kidettes) ::宇宙を舞台に、3人の少年(隊長役は愛川欽也)・1人の少女・1匹の犬で構成された「宇宙わんぱく隊」が、宇宙海賊クロヒゲ(声:雨森雅司)とマメヒゲが起こす事件を解決する。 *珍犬探偵ダイナマット(原題:Dynomutt, Dog Wonder) ::正義のヒーロー「ブルーファルコン」と、そのパートナーのロボット犬「ダイナマット」が事件を解決する。メインはブルーファルコンでなくダイナマット。 *ほえよ!0011(原題:Hong Kong Phooey) ::普段は掃除をしている犬のラッチー(声:富山敬)が、カンフーの得意な「0011」となって、相棒の猫とともに事件を解決する。ナレーターは緒方賢一。 *まんがオールスター おもしろオリンピック(原題:Laff-A-Lympics) ::クマゴロー・ハックル・マック・クルッパー・ダイナマット・0011・ケンケン・ブラック魔王などのハンナ・バーベラキャラが、「クマゴローチーム」「ストロングチーム」「ロクデナシチーム」に分かれ、世界の2箇所で珍競技を繰り広げる。毎回ロクデナシチームが『チキチキ』の如く、様々なズルをして勝とうとするが、必ず失敗するのがパターン。現地レポーターは『Snagglepuss』(邦題不明)のスナッグルと、『ラムヂーちゃん』のオオカミ。また『原始家族フリントストーン』のフレッドとバーニー、『わんぱくジョーズ(原題:Jabberjaw)』のジョーズ君も、競技の解説役などで時々登場する。 *クマゴローの宇宙猛レース(原題:Yogi's Space Race) ::クマゴロー・ハックル・ジョーズ君などが宇宙を舞台にレースを繰り広げる。ここでも毎回、『チキチキ』のブラック魔王を思わせる悪のレーサー・ワルバッドが、ズルをして失敗するというのがパターンだが、そのワルバッドが普段は「キャプテングッド」という、『チキチキ』のキザトトを思わせる正義のレーサーで(乗るライドも「ハンサムV9」をイメージ)、レース途中でライドやお供(『チキチキ』のケンケンに相当)に変身するというのがミソ。また話の冒頭では、その回の優勝賞品を発表するのだが、その賞品には必ずオチが有り、優勝者が痛い目にあうというのがパターン。 *ほか 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンガのくに (東京12チャンネル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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